協会からのお知らせ

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ペルー産ハス種のアボカド生果実の輸入検査において成熟したアボカドの生果実が発見された事案について【横植協会 04-13号】

2022/07/05


 

 

横植協会 04-13号

令和4年7月 5日

 

横浜植物防疫協会からのお知らせ

 

各  位

             

輸入生果実関係

【ペルー産ハス種のアボカド生果実の輸入検査において成熟したアボカドの

                                                                  生果実が発見された事案について】

 

標記の件について、農林水産省植物防疫課から連絡がありましたので、お知らせします。

 

1 【概要】

(1)ペルー産アボカドについては、ペルーに生息するチチュウカイミバエの我が国への侵入を防止するため、植物防疫法に基づき、①ハス種で あること、②成熟した果実でないことを条件として平成27年に輸入を解禁している。

(2)上記の条件に違反する果実が輸入された場合、「ペルー産ハス種のアボカドの生果実に関する植物検疫実施細則に基づき、当該荷口の廃棄又は返送を指示するとともに、以降の輸入検査を中止するものとされている。

(3)7月4日、成田支所においてペルー産アボカドの輸入検査申請があり、輸入検査を実施したところ、成熟した果実の混入が確認された。

(4)同日付けで在日ペルー大使館に対し本件について情報提供を行うとともに、本件に係る原因究明及び再発防止策の提出、再発防止策等の両国間での合意に至るまでの間は7月4日以降の検査証明書の発給停止を指示した。

 

2 【今後の対応】

 ペルー側と再発防止策等について合意に至るまでの間は、以下の対応を行うこととする。

(1)7月4日以降に発行された検査証明書が添付された荷口の輸入検査の中止

 

(2)7月3日までに発行された検査証明書が添付された荷口は、綿密な検査の実施。

 

以上