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2022/12/12
横植協会04-27号
令和4年12月12日
横浜植物防疫協会からのお知らせ
(輸入栽植用種子・栽植用生植物関係)
【タイ産植物におけるColumnea latent viroid等に係る緊急的な輸入検査対応について】
農林水産省植物防疫課から以下のとおり連絡がありましたので、お知らせします。
【概要】
1-1.経緯(Columnea latent viroid)
(1)本年10月、植物防疫所における輸出検査において、タイ産トマト種子からColumnea latent viroid
(CLVd)を検出。現在、タイは、CLVdの対象地域として規定されていない。
(2)文献調査において、タイでのCLVdの発生に係る情報(※)を新たに確認。
1-2.経緯(Pepino mosaic virus)
(1)本年4月、植物防疫所における輸出検査において、タイ産と推測されるなす種子から、Pepino
mosaic virus(PepMVを検出。現在、タイは、PepMVの対象地域として規定されていない。
(2)8月、植物防疫所における輸入検査において、タイ産トマト種子を検定した結果、PepMVを検出。
2 緊急の暫定措置
今般の事例を受け、タイにおいてCLVdが発生していると考えられることから、本ウイロイドの侵入を適切に防止するため、暫定的な措置として、輸入検査において緊急の暫定措置対応を実施する。 なお、タイに対しては、規則別表2の2の26項に掲げる植物について、WTO/SPS緊急通報により輸出前の検定を要求予定。
当該通報による措置の発効後に発行された検査証明書において、当該検定に係る追記が適切にされていない場合、廃棄・返送となる。
緊急の暫定措置の内容など詳細については、別添(協会説明資料)タイCLVd+PepMVを参照願います。
以上