協会からのお知らせ

横植協会06-19号

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和 6年10月9日

会員各位

横浜植物防疫協会からのお知らせ

輸入生植物（苗、穂木）及び種子関係

　【カナダ産植物のPotato spindle tuber viroidを対象とした緊急的な輸入検査対応について】

農林水産省植物防疫課から下記の情報提供があったのでお知らせします。

記

［情報提供の概要］

１．経緯

(1) Potato spindle tuber viroid （PSTVd）は、植物防疫法施行規則に規定される検疫有害植物であり、

     我が国は発生国からの寄主植物の輸入に際し、輸出国での遺伝子診断法による検定を要求している。

(2) 本年8月、隔離栽培検査において、本ウイロイドの発生国としていないカナダを原産地とした植物か

     ら、  本ウイロイドが検出された事例があった。

２．緊急の暫定措置

      今般の事例を受け、カナダ産の宿主植物を通じて本ウイロイドが侵入するおそれがあることから、

      本ウイロイドの侵入を防止するため、暫定的な措置として、別添説明資料のとおり検定を実施する。

       ただし、輸出国でのPSTVdを対象とした遺伝子診断法による検定に係る追記が行われた検査証明書が

       添付されている場合は対象から除外する。

(1) 対象植物

      植物防疫法施行規則　別表２の２の２４項に掲げる植物

   （トマトの種子などであつて栽培の用に供するもの並びにばれいしよ、カリブラコア属植物、ダリア属植

      物及びペチュニア属植物の生植物（種子及び果実を除く。）などであつて栽培の用に供し得るもの）

(2) 対象期間

       令和6年10月10日から当面の間

　  詳細については、別添（06-19カナダ産PSTVd説明資料）を参照願います。

以上