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トルコにおけるPepper chat fruit viroid(PCFVd)の発生への対応について【横植協会07-18号】

2025/10/15


 

横植協会07-18号

                              令和7年10月15日

会員各位

 

横浜植物防疫協会からのお知らせ

 

輸入種子(主にトマト、トウガラシ種子)関係

 

   

【トルコにおけるPepper chat fruit viroid(PCFVd)の発生への対応について】

 

 

 農林水産省植物防疫課から下記の情報提供があったのでお知らせします。

 

 

(農林水産省植物防疫課からの連絡:抜粋)

 今般、トルコにおいて、Pepper chat fruit viroid(PCFVd)が発生していると判断できる科学的根拠が得られました。

 PCFVdは、植物防疫法施行規則別表2の2の30項に規定されているウイロイドであり、我が国は同表に規定する対象地域に対して精密検定を要求しています。

 トルコは同表において対象地域に含まれておりませんが、トルコから我が国には、PCFVdの宿主植物であるトマト種子やトウガラシ種子等が輸入されています(過去5年間合計557件583kg)

 これを受け、トルコに対し、PCFVdの宿主植物について、輸出時に精密検定を行って本ウイロイドに侵されていないことを確認し、検査証明書への追記を要求することを予定しております。

 また、諸外国に対しても、SPS緊急通報により我が国が精密検定を要求する旨、通知する予定です。

 このため、トルコの検査体制が整うまでの間、極力トルコからの輸入を控えるようお願いできればと存じます。

 

 本措置は書簡の発出日の翌日に発効しますが、措置の発効日から30日間は移行期間とし、輸入検査現場において精密検定を実施することとします。

 詳細については、別添「(説明資料) インドにおけるToMMVの発生への対応について」を参照願います。

 

以上